検索流入を増やすために、Googleの検索順位を確認している方は多いはずです。けれど、いまは順位だけを見ていても、自社サイトが検索ユーザーにどう見えているかを十分には捉えきれません。
Google検索のAI Overviewや、ChatGPT・Claude・Geminiのような生成AIが、質問に対してどのような情報源やサービスを紹介するかも、認知や問い合わせの入口になりつつあります。
この記事の要点
これからのWeb改善では、「検索順位」と「AI検索での言及」の両方を、同じデータとして継続的に確認することが大切です。
SEO順位だけでは見えない、もう一つの検索結果
従来のSEOでは、狙ったキーワードで何位にいるかが重要な指標でした。もちろん、これは今も欠かせません。
一方で、AI Overviewや生成AIの回答では、ユーザーが複数のサイトを見比べる前に、要約や候補サービスが提示されることがあります。自社が紹介されているのか、どのような文脈で引用・言及されているのかを把握できなければ、改善すべきテーマを見落とす可能性があります。
確認したい5つの視点
| 確認する場所 | 見るポイント |
|---|---|
| Google検索順位 | 狙ったキーワードでの順位変化と、改善の優先度 |
| AI Overview | Google検索内のAI要約で、自社サイトやサービスが扱われているか |
| ChatGPT | 関連する質問に対し、どのように紹介・比較されるか |
| Claude | 調査・比較の文脈で、サービス名や情報が参照されるか |
| Gemini | Google系のAI回答で、自社の情報がどう見えているか |
これらを別々に確認すると、時間も手間もかかります。さらに、結果を控えずにその場だけ見ていると、変化の傾向をつかみにくくなります。
AIOCROSSが目指すこと
AIOCROSSは、Google検索順位とAI検索での言及状況を、定期的に取得・記録するWindows向けアプリです。確認作業を一つの画面に集約し、あとから変化を見返せる状態をつくります。
- 決めた周期で順位・言及状況を自動チェック
- 蓄積したデータを整理し、変化を追いやすくする
- データをAIに渡し、現状の整理や改善案の検討に活用できる
大切なのは、AIに任せきりにすることではありません。まずは「どのキーワードで見つかっているか」「AIは何を根拠に答えているか」を事実として把握し、そのうえで記事の追加や既存ページの改善を判断することです。
改善につなげるためのシンプルな流れ
- 確認するテーマを決める:自社名、サービス名、見込み客が使う悩み・比較キーワードを整理します。
- 定期的に記録する:単発の結果ではなく、順位や言及の変化を残します。
- 変化の理由を考える:新しい競合記事、サイト更新、検索結果の変化などを照らし合わせます。
- 次のコンテンツに反映する:足りない説明、比較軸、事例を補い、検証を続けます。
まずは「見え方」を知るところから
検索順位とAI検索での言及は、どちらか一方だけで十分とは言えません。両方を同じ視点で確認し続けることで、SEO施策やコンテンツ改善の優先順位がつけやすくなります。
AIOCROSSメディアでは、検索順位の見方、AI検索への備え方、データを活かした改善の進め方を、実践的に紹介していきます。
